年末年始は、西村京太郎先生のサスペンス [学習・蓄積]
吉田類さんを見習いたい! [学習・蓄積]
2005年発行の「すきっと4号」(道友社)100ページ引用です。
いそがしときこそ、吉田類さんの、お酒を楽しむ雰囲気を大事にしたい。
参考動画;http://www.youtube.com/watch?v=v80VJAdPrSw
学生時代、社会人とお世話になりっぱなしの方々が、カウンターのお客様です。アラフォーになった今も、叱咤激励して下さいます。
余裕がない時期だからこそ、自分自身のチャンスだと思って懸命に磨き上げたい!
明日も現場仕事ですが、精一杯努めます!
遺伝子の多様性 [学習・蓄積]
今こそ日本人の出番だ 逆境の時こそ「やる気遺伝子」はオンになる! 村上和雄 講談社
最近、合間合間の時間で、「サムシング・グレート」で有名な村上和雄先生の書籍を読んでいます。
「あぁ、なるほど!」と気づいた文章がありました。
・遺伝子の異常があるといいましたが、これは一種の多様性です。長い人生の存続について考えれば、遺伝子の多様性は必要なのです。その一代が不自由というだけで、親が勝手に選別して消してしまうのは、多様性を失っていくということであり、人類の存亡にかかわるかもしれません。 (109頁をそのまま引用)
遺伝子が、完璧に正常の人なんていないとのことです。そもそも遺伝子の正常とは、今の社会や親が決めつけているとも先生は語られています。
多様性という言葉、ここ数年、よく耳に入ってくるのですが、遺伝子の世界から多様性を大事にすることの必要性を感じました。
今こそ日本人の出番だ 逆境の時こそ「やる気遺伝子」はオンになる! (講談社プラスアルファ新書)
- 作者: 村上 和雄
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/03/20
- メディア: 新書
私たちを主語にすること [学習・蓄積]
私たちはいまどこにいるのか 小熊英二 毎日新聞社 を読みました。
たいへん心に残った文章がありました。
・私がインドにいましたときに、日本の仏教のお坊さんに会いまして、いろいろお話を聞いたのですが、インドの北のほうにある田舎の州に彼がかつて行ったときのお話で大変興味深いエピソードがありました。そのお坊さんはそこで現地の人といろいろお話をしたけれども、「俺」とか「私」とかいう言葉を一度も聞かなかった。彼らはいつも、「われわれ」としか言わなかったというのです。自分個人としてどう思うとかではなくて、村としてどう思うかとか、一族としてどう思うとか、そういうことしか言わなかったわけです。(194頁を引用)
私を主語にする自分も大事ですが、数名のスタッフ全員、現場で仕事をするときは、私たちを主語にすることが大切だと気づきました。
武田邦彦先生の講義 [学習・蓄積]
吹田市文化会館メイシアターで、武田邦彦先生の講義を聴きました。
1時間半という短い時間のなかで特に印象に残った言葉があります。
「電気節電は一番いけない!活動力が下がる。活動を制限してはダメ!国力が衰弱する。」
「電気を節約するぐらいなら、まず高級ブランド物、次に大きな家、高級車をまず控えろ!」とずばり語られました。電気を節約して、高級ブランド物を購入する貴婦人はとんでもないとのことです。
新聞では決して記事になることのない講義でした。
武田先生の講義を聴き、多角的に物事を捕らえること(※歴史の背景、政治家の裏の顔、お金の流れ、外国の日本に対しての戦略などなど…)が、環境を含め、さまざまな社会問題解決に向けての第一歩だと感じました。
福島智教授のステキな言葉④ [学習・蓄積]
福島智教授のステキな言葉③ [学習・蓄積]
指先で紡ぐ愛 グチもケンカもトキメキも 光成沢美 講談社
今年に入ってから、福島智教授に関する書籍を読み続けているのですが、今回は福島教授の奥様、光成沢美さんが書かれた本を読ませて頂きました。
福島先生の熱い言葉などがたくさん記されています。
・廊下の端まで響きそうな大きな声で、福島先生は自己紹介を始めた。手話課程の先生らしく、ご丁寧に手話つきだ。(中略)自称がまガエル声で、福島先生は話を続ける。もはや手話は消えている。―実は、これは後で分かったことだが、福島先生が出来る手話は自分の名前と"ビールもっと飲みたい"だけだったらしい― (12頁を引用)
・「命」と「ビール」。やはり命がおしいですね。 (40頁を引用)
・「新聞を読まないからだめなんだ。僕が毎日"新聞を読め""最低限の経済のことが分かっていないと、福祉は語れない"と言っているだろ?分かったか!!」 (163頁を引用)
しばらくは福島先生に関する書物にはまりそうです。
福島智教授のステキな言葉② [学習・蓄積]
生きるって人とつながることだ! 福島智 素朴社 を読みました。
福島先生は、大変アルコールが好きであることをこの本から気づきました。
・(略)「レニ」が午後三時頃には弊店になる(中略)昼間からビールを飲むことを奨励(?)されている(中略)夏の午後。もうゼミが終わったときや、ときにはまだある場合でも、「レニ」のスペシャル・カレー大盛りとポテトサラダとともに、私はよく友人とビールを飲んだ。一杯ぐらいひっかけても、扇風機しかない蒸風呂のような研究室に戻れば、すぐに汗で流れてしまったけれど……。 (※84頁を引用)
・あるパーティで「利きビール」のゲームがあったとき、キリン一番搾りとアサヒZを間違えてからは、私の「味にうるさい男」という評価は地に墜ち、単に「うるさい男」へと変わってしまったのだった……。 (※113頁を引用)
・「よし、俺ももっとがんばるぞう!」と思うのだが、家に帰ると、「まあ、今夜はいいか」とビールを飲んで寝てしまうので、遅々として研究が進まないのである。(中略)まさに今、改めて決意した。「今夜はビールをやめて、勉強しよう」と。だが、わが心の守護神゛バッカス゛(酒神)様は、(以下略) (※195頁を引用)
アルコールに関する文章をたくさん引用させて頂きましたが……、なぜかというと私もアルコール大好き人間だからです。
最後に福島先生の力強い言葉
「私には逃げることはできません。変わりになる人は今はいないのです。だから、自分の役割を果たし続けます。」(※225頁を引用)
ミドリムシが世界を救う! [学習・蓄積]
僕はミドリムシで世界を救うことに決めました。 東大発バイオベンチャー「ユーグレナ」のとてつもない挑戦 出雲充 ダイヤモンド社 を読みました。
動物と植物の両方の性質を持つミドリムシに、地球や人類を救うパワーを持っていることを学びました。
その可能性に挑戦しているのは、30歳過ぎの出雲充社長です。
・発酵や培養というのは、目的とする菌以外の増殖をいかに防ぐか、その研究の歴史なのである。そしてミドリムシの培養は、その研究のラストに生き物だというのだ。(中略)ミドリムシの栄養価があらゆる微生物の中でもトップレベルにあるからだ。栄養があればあるほど、他の微生物に狙われやすい。だから培養は極めて難しく、ちょっとの汚染で全滅してしまう。 (55頁~56頁を引用)
ミドリムシを培養するまで、何度も失敗を繰り返しながらも決してあきらめない精神、培養成功直後に起きたライブドアの強制捜査(※ユーグレナ創業時、ライブドアからオフィスの間借りと資金を支援してもらっていた※93頁を参照)のより、1からの出直し…
そんな中、出雲社長が大事にしていたことは「出会い」「踏み出す」「チャンスを生かす」ことなんだと気づきました。
ユーグレナさんのホームページもこれからの未来に希望を持たせてくれるものです。http://www.euglena.jp/
私自身は清掃業界に身をおいていますが、未来のため、次の人のために、どんな些細なことでもいいので、1つでも多く残せるように努めたいです。
僕はミドリムシで世界を救うことに決めました。――東大発バイオベンチャー「ユーグレナ」のとてつもない挑戦
- 作者: 出雲 充
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2012/12/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
日常清掃のおばちゃんから学んだこと [学習・蓄積]
昨日から4日間連続で大阪市内の分譲マンションの定期清掃の仕事をさせて頂いております。
共用廊下洗浄中、トイレに行きたくなったので、EVで1階に下りて、エントランスへ、そこから外に出て共用トイレに向かおうとしました。そのエントランスは2棟共用のエントランスなのですが、洗浄している棟の反対側の棟から、脳梗塞で右半身麻痺が残っている若い男性(※後で日常清掃のおばちゃんから聴きました)が、杖をつきながら一生懸命一歩一歩踏み出しながら、エントランスに向かい、外へ出ようとされました。その時、日常清掃のおばちゃんは、ガラスや備品の拭き掃除をされた最中だったと思うのですが、自分の仕事をいったん止めて、にこやかに男性と会話しながら、安全に外に出るまでしっかりと見守っておられました。また雨が降っていたので、男性が濡れないように、丁寧に傘を広げておられました。
後でそのおばちゃんとそのことを会話すると「そのぐらいしないとね。」と笑いながら答えて下さいました。
そのおばちゃんは私がウエストポーチからビニールテープなどを落としたとき「テープ落としたでー、次からはもっといいもん落としてやー」というユーモアたっぷりなのですが、そのおばちゃんから、人間として大事なことを学ばせて頂きました。気持ちが温かくなりました。
共用廊下洗浄中、トイレに行きたくなったので、EVで1階に下りて、エントランスへ、そこから外に出て共用トイレに向かおうとしました。そのエントランスは2棟共用のエントランスなのですが、洗浄している棟の反対側の棟から、脳梗塞で右半身麻痺が残っている若い男性(※後で日常清掃のおばちゃんから聴きました)が、杖をつきながら一生懸命一歩一歩踏み出しながら、エントランスに向かい、外へ出ようとされました。その時、日常清掃のおばちゃんは、ガラスや備品の拭き掃除をされた最中だったと思うのですが、自分の仕事をいったん止めて、にこやかに男性と会話しながら、安全に外に出るまでしっかりと見守っておられました。また雨が降っていたので、男性が濡れないように、丁寧に傘を広げておられました。
後でそのおばちゃんとそのことを会話すると「そのぐらいしないとね。」と笑いながら答えて下さいました。
そのおばちゃんは私がウエストポーチからビニールテープなどを落としたとき「テープ落としたでー、次からはもっといいもん落としてやー」というユーモアたっぷりなのですが、そのおばちゃんから、人間として大事なことを学ばせて頂きました。気持ちが温かくなりました。
Kサービスの日常清掃のおばちゃん、ありがとうございました。