遺伝子の多様性 [学習・蓄積]
今こそ日本人の出番だ 逆境の時こそ「やる気遺伝子」はオンになる! 村上和雄 講談社
最近、合間合間の時間で、「サムシング・グレート」で有名な村上和雄先生の書籍を読んでいます。
「あぁ、なるほど!」と気づいた文章がありました。
・遺伝子の異常があるといいましたが、これは一種の多様性です。長い人生の存続について考えれば、遺伝子の多様性は必要なのです。その一代が不自由というだけで、親が勝手に選別して消してしまうのは、多様性を失っていくということであり、人類の存亡にかかわるかもしれません。 (109頁をそのまま引用)
遺伝子が、完璧に正常の人なんていないとのことです。そもそも遺伝子の正常とは、今の社会や親が決めつけているとも先生は語られています。
多様性という言葉、ここ数年、よく耳に入ってくるのですが、遺伝子の世界から多様性を大事にすることの必要性を感じました。
今こそ日本人の出番だ 逆境の時こそ「やる気遺伝子」はオンになる! (講談社プラスアルファ新書)
- 作者: 村上 和雄
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/03/20
- メディア: 新書
障害者と人間が決めているけど多かれ少なかれ何かありますよね。
多い方が障害でないように今の世の中では言われていますが、その中
でも、人間それぞれ違いがあります。完璧な遺伝子ってないんでしょうね
ところがこの頃生まれるまえに検査をして悪いものは生まないというよう
なことがおきていますね。どちらがいいのでしょうか?わかりません
by kiko1578 (2013-09-26 21:29)
kiko1578さん、いつもコメントを書いてくださり、本当にありがとうございます。
kiko1578さんがおっしゃる疑問、村上先生が指摘されております。
完璧なんて、人間世界が決めたことに過ぎないと思います。
by 石田和之(♯62) (2013-09-26 22:01)
難しい問題ですね。
多様性の中からいろんな文化や才能が生まれてくるんですよね。
プロ野球で言えば、一本足打法の王さん、トルネード投法の野茂さんなど、いろんな個性があってこそ野球自体に輝きが増しますね。
by yan (2013-09-29 14:53)
yanさん、コメントありがとうございます。
私自身、視野が狭くなりがちな人間なので、多様性が大事だということを忘れがちになります。
多様性がなぜ大切ばのか気づかせてくれる図書でした。
by 石田和之(♯62) (2013-09-29 17:15)