グリーン課題(サン・セバスチャンの奇跡) [グリーン&重曹]
グリーン校長からの課題、対話図書 人口18万の街がなぜ美食世界一になれたのか(スペイン サン・セバスチャンの奇跡) 高城剛 祥伝社新書 を読み終えました。
・分子調理法が画期的だったのは、これまで単なる経験則であった料理を科学的に検討することを可能にした(93頁を引用)
・サン・セバスチャンの料理人たちは、自分の技やどこかで習得した技、新しい技をお互い教えあうこと(103頁を引用)
・バスク地方の特色として「教えることに惜しむということをしない」(113頁を引用)
・知的生産物を皆でシェアするような、まったくあたらしいアカデミズムをつくること(148頁を引用)
・サン・セバスチャンの人たちの目論みは、医学や科学と同じように料理をアカデミックにすること(148頁を引用)
この本を読み終えて、私が従事しているグリーンハウスクリーニング、グリーンビルクリーニングにとても必要な取り組みをされておられるんだなと感じました。
私自身、清掃業界に転職してはや6年経ちます。
始めた当初は、技術というものが全くなく、メーカーから購入したきつい洗剤をそのまま現場で使うだけのクリーニングでした。
そんな中、グリーン校長と出会い、洗剤の化学毒性ゼロ・緩和技術(CPフリー)、混ぜるな危険から混ぜて当たり前の世界(グリーンナイズ)、そして昨年からは汚水処理技術(Crio)、その他、こすりゼロ技術など、肉体労働のみで終わらせることにならないように技術を身につけることを大切に取り組んでまいりました。もちろん現状に満足なんかせず、まだまだ貪欲に取り組むことが大事なのは言うまでもありません。
さらに今後はサン・セバスチャンの料理人のように、技術をお互い教えあいシェアしながら、みんなで清掃業界の社会的地位を高めていきたいなと感じました。
原稿用紙でのレポート作成です。今月中に仕上げるという意識で取り組んでまいります。
人口18万の街がなぜ美食世界一になれたのか―― スペイン サン・セバスチャンの奇跡(祥伝社新書284)
- 作者: 高城 剛
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2012/07/01
- メディア: 新書
いつでも自分の仕事にたいして研究心をなくしたら終わりですよね。
by kiko1578 (2012-11-22 22:12)
本当は、自分の使用する場所(オフィスなど)は、自分で清掃するのが基本だと思います。
しかし、それを外部委託するのが現状です。
そこで、外部に委託する以上、自分たちで清掃するより綺麗にしてもらわなきゃ困る、というのが一般的な感情です。
そういった期待の中で、プロの仕事をするのは、大変なことだと思います。
ボク自信は清掃(掃除)が苦手なものですから、仕事にしろプライベートにしろ清掃できる人に尊敬します。
素敵ですよね。
by yan (2012-11-22 22:27)
kiko1578さん、yanさん、いつもnice!コメントありがとうございます。
今後は、清掃スタッフとして見えるところ(汚れ)をきれいにすることはもちろんですが、見えない所(掃除で出る廃液)をきちんと処理できる(汚水処理技術)かどうかが環境問題が身近になった今日、大事だと感じて取り組んでおります。
最近ブログ更新頻度が減ってますが(苦笑)、今後ともよろしくお願いいたします。
kiko1578さんのフラワーアレンジメントや旅のブログ、yanさんの血統を重視した競馬予想のブログ更新を楽しみにしております。
by 石田和之(♯62) (2012-11-23 18:32)