手から心へ 辰巳芳子のおくりもの 河邑厚徳 NHK出版 を読みました。
日々の生活の中で、常に意識しておきたい辰巳先生のあたたかい励ましのお言葉がありました。
・(略)仕事はどのような質のものであっても、過程と結果のかかわりを見据え、つねに要約を出し、意識的に頭にファイルすること。時折その集積を推計すること。これが青春から壮年まで続けば、勘、ひらめきの泉を持つ人になれる。くめどもつきぬ泉、そこから生命はあふれ出て、自分と人をうるおす。この水脈は、ありがたいことに、ふろふきを炊くような日常の中にも宝のように潜んでいる。 ※82ページを引用
今も肉体労働中心の日々ですが、変化の少ない肉体労働の現場仕事が続くときこそ、マンネリにならないように、過程と結果のかかわりを常に見据えること、そして頭の中で整理することが、勘やひらめきを持つ人間ににつながることを教わりました。
現場仕事を通して、勘やひらめきを持つことができるように、しっかりと成長したいです。